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ピンクダイヤモンド

ピンクダイヤモンド

ピンクダイヤモンドは、カラーダイヤモンドの女王と言われており今1番重要な色になります。
現在は、主にオーストラリアにあるアーガイル鉱山で産出されている。
1ctUPが年間に10ピース前後しかないほど、小さいサイズが主流です。
 
その希少性の高さからブルーダイヤモンドと同じくVividクラスの石は、1カラット当たり1億円以上するピンクダイヤモンドも出てきています。

色の起源

ダイヤモンドがなぜピンク色になったのか確実な原因は未だにわかっていません。
一説では、炭素結晶が成長後に地中深くで自然の放射線を偶然浴びたり、何らかの外部圧力が加わった事により内部歪みが起こりその歪みに光が通る事でピンク色になると言われています。
 
現在、市場では天然のピンクダイヤモンドは高価だから”色処理ピンク”でもいいからピンクダイヤモンドが欲しいと言う需要からピンク色に着色されたダイヤモンドも多く出回っています。

カラーグレード

ピンクダイヤモンド カラーグレード

ピンクダイヤモンドは2020年に枯渇!?

カラーダイヤモンドの多くはインド、ブラジル、南アフリカなどが産地としては有名ですが、ピンクダイヤモンドについてはオーストラリア(アーガイル鉱山)が主流です。
 
そんなアーガイル鉱山が、1983年操業開始から約30数年、ついに「2020年に鉱山を閉山する」とマイニング会社から発表されました。
理由は、ダイヤモンド原石を含む層の枯渇です。つまりピンクダイヤモンドも2020年にすべて掘り尽くしてしまうという事です。
現在、他の場所でコンスタントにピンクダイヤモンドが産出される鉱山は見つかっていません。

有名なピンクダイヤモンド

♦「アーガイルピンクジュビリー」原石8ct
♦「グラフピンク」 24.78ct
♦「ピンクドリーム」 59.6ct, Fancy Vivid Pink
♦「ダルヤーイェ・ヌール」 182ct
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