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アーガイルピンクダイヤモンド-APD
APDは、1980年代からダイヤモンドのブランドとしてダイヤモンド業界で確固たる地位を築き上げてきた
その美しさから女性の象徴とされるピンクダイヤモンドの中でも女王様的な存在
世界で最も注目されているカラーダイヤです。その理由として、希少性の高さが言えるでしょう
BEYOND RARE
・ピンクダイヤモンドの採掘される確率は天然ダイヤモンドが10,000ピース発見されて、ピンクが1ピース発見されるぐらいの低確率。
・アーガイルピンクダイヤは年間市場流通量は約1,700カラットで、だいたい片手一杯分にしかすぎません。
それでも世界の約95%を占める。
<鉱山が2020年に閉山!?>
地球上の埋蔵量が残り微量。閉山後は市場在庫のみになる。
<投機的購入も増加>
閉山に向けて富裕層・ファンドなどの買いが増加し値段も高騰している。
LEGEND OF ABORIGINES
アボリジニ神話によると、オーストラリア北西部の沿岸部にはるか昔から生息し、河を遡上する”バラマンディ”という大魚がいます。
❝ある時、いつも通り3人の女性が魚を獲るために仕掛けた網を見に行くとそこには大きくて美しいバラマンディが掛かっていました。女性たちはあまりの美しさに貴重な食糧のバラマンディを湖(Argyle Lake)に逃がしました。バラマンディは長く生き抜いた後にダイヤモンドになって我々人間に宝石を与えてくれたと。❞
と長い間、語り継がれている神話があります。
アーガイルダイヤモンド鉱山は、ピンクダイヤをはじめカラーレス・ブラウン・イエローなどの多彩なダイヤモンドが採掘されています。
神話では、❝バラマンディの鱗=ブラウン・イエロー、身体(白身)=カラーレスになったといわれており、ピンクダイヤモンドは、その大きなバラマンディの小さなHeart(心臓)❞だとと言い伝えられています。
CHARACTER
ヴィヴィッド・インテンス・ディープなど深みのあるピンクやパープリッシュピンクの美しい色合いもあり色の幅が広い。
なぜそのような色が発色されるのかは詳しくは解明されていません。
サイズは、1カラット以上の大きさは年間10ピース前後しか採れません。メレ(0.1mm - 3.0mm)が主流で、0.08ct以上(※1)のルースにはアーガイル社のシリアルナンバーとサティフィケイトが付いている。(※1、2008年以降0.15ctUP 2017年以降0.08ctUP)
COLOR GRADE(アーガイル基準)
図の上から
・PP(パープリッシュピンク) / P(ピンク) / PR(ピンクロゼ) / PC(ピンクシャンパン) / BL(ブルー) / RED(レッド)
の6カテゴリー
色の濃さはそれぞれ1-9に分かれており、数字が小さくなるにつれて、色味が濃くなる。
PC,BLのみ1-3で数字が大きくなるにつれ濃くなる。
5-1PP,P,PR・BLは、テンダーカラーと言う特別カテゴリー
ARGYLE TENDER
アーガイル社が開催する年に1度のイベント。
希少性の高いヴィヴィッドやレッド、バイオレットなどのダイヤモンドが出品される。
中には、1ピース数十億円もの価値が付くダイヤモンドも存在する。
参加するには招待状が必要で、完全非公開の中で行われる特別な入札会。
GEM IDENTIFICATION AND AUTHENTICITY DOCUMENT
アーガイル鉱山で採掘されたピンクダイヤモンドには、2005年頃からダイヤモンドのガードル部分にシリアルナンバーが刻印されており、GEM IDENTIFICATION AND AUTHENTICITY DOCUMENT(ギャランティ)が付属しています。
それは、キンバリープロセスに従って紛争ダイヤモンドでない事を証明すると共に、アーガイル鉱山で採掘されたという天然の証になります。
・0.20カラット以上 2005年1月から
・0.15カラット以上 2009年1月から
・0.08カラット以上 2016年12月から
-安全性-
鉱山会社がダイヤモンドに産地証明書を付ける事は非常に稀!
採掘から研磨、ルース販売までをアーガイルダイヤモンド社が一貫して行っているためです。
ダイヤモンド界の中でもいち早く紛争や合成ダイヤモンド流通問題などとの差別化を図っており、安全・安心性を提供。
-信頼性-
そのギャランティがあれば、鉱山閉山後も永遠に"アーガイルピンクダイヤモンド”と評価され受け継がれていきます。
現在、シリアルナンバー(2019年1月以降)を、アーガイルピンクダイヤモンドオフィシャルサイト(https://argylepinkdiamonds.com.au/diamond-check)で検索して頂けます。
PINK DIAMONDS JEWELRY
ピンクダイヤモンドジュエリーは、優美さ漂うレッドカーペットや王位の象徴へと引き続かれて行きます。
クィーンエリザベス11世は、“The Williamson Pink”と呼ばれるすばらしい23.6ctのフローレス・ピンクダイヤモンドを中心にあしらった花のブローチを所有されている。
また最近では、ジェニファー・ロペス、ハール・ベリーやビクトリア・べッカムなどのセレブリティー達が婚約にピンクダイヤモンドを贈られている。
日本でも、婚約指輪や結婚指輪にピンクダイヤモンドを使って贈るのが人気です。