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ラビオストレーディングからのお知らせ

アーガイル鉱山採掘終了・閉山セレモニー
2020-11-04
重要
最後の作業を終えて鉱山を後にする採掘者
最後の日の朝
2020年11月3日に、西オーストラリア東キンバリー地域にある象徴的なアーガイル鉱山は、37年間の操業とその経済的埋蔵量を採掘完了し、その最終日を祝いました。
 
リオティント社Copper&Diamonds部門の最高責任者であるアルノー・ソアラ氏は、次のように述べています。「50年前、オーストラリアにダイヤモンドがあると信じていた人は、ほとんどいませんでした。この最終章に到達するには、ダイヤモンドの探査、採掘、マーケティングの新しい領域に参入するための重要な課題を克服するためのビジョン、勇気、決意が必要です」。
 
「今日、アーガイルは、多くの分野と多くの大陸に多岐に影響し広がっています。さらに、鉱山の発見と開発、そして、歴史上において世界最高のダイヤモンド生産に貢献したきた全ての人々に感謝します。」
アーガイル鉱床、また、AK1として知られる単一のパイプは、1979年10月に発見されました。沖積層での操業は1983年に始まり、露天掘りは1985年に開始され、2013年には完全地下操業になりました。この期間に、なんと8億6500万カラット以上のもの原石ダイヤモンドを産出し、また世界最大のカラーダイヤモンド生産者となり、事実上、希少なピンクダイヤモンドの唯一の供給源となっています。
 
アーガイルの従業員、伝統的な所有者、地元の各関係各位が鉱山での式典に出席し、操業中の鉱山から閉鎖の開始への正式な移行を見守りました。閉鎖プロセスは、鉱山の廃止と解体、およびリハビリの実施に約5年かかると予想され、その後、さらに監視期間が続きます。アーガイルは、最終的な採掘とダイヤモンドの生産活動の後、より少ない労働力を雇用し、地域経済に貢献し続けます。
 
アーガイル鉱山のゼネラルマネージャーであるアンドリュー・ウィルソン氏は、次のように述べています。「今日は、アーガイル鉱山と東キンバリー地域にとって最も歴史的な一日であり、このユニークなオーストラリアのサクセスストーリーは我々の大きな誇りです。アーガイル鉱山を丁重に閉鎖し、土地を修復して、伝統的な管理人に返還するプロセスを開始すると、新しい章が始まります。」
 
尚、アーガイルピンクダイヤモンドは、一般的な鉱山のダイヤモンド原石よりも処理に時間がかかるため、リオティントは来年2021年もピンクダイヤなどのカラーダイヤモンドの販売を続け、最後のアーガイルピンクダイヤモンドテンダーを開催します。
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